しみの原因

しみの原因

しみの原因

先程も少しお話しましたが、しみの原因は紫外線が大きいんです。
私たちは紫外線を浴びると日焼けして肌の色が黒くなりますよね。
これは紫外線の刺激で肌がメラニン色素を過剰に作り出したことによる現象なんです。
日焼けしても、ある程度時間が経つと肌のターンオーバー(新陳代謝)によりメラニン色素は肌の表皮から剥がれていきます。
ところが、年齢による肌の老化などの条件が重なるとメラニン色素が肌の奥に沈んで色素沈着してしまい「しみ」となることがあります。
また、ホルモンとの関係性もあるんです。
実は、女性の場合しみが出来やすい時期があります。
黄体期と呼ばれる排卵期から月経前までの2週間がしみが出来やすい時期なんですよ。
女性ホルモンの黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)のバランスの乱れが関係しているそうです。
さらに遺伝もあります。
遺伝的にしみが発生しやすい方がいるということです。

 

 

人間の肌は、紫外線の悪影響を避けるため、紫外線を浴びると肌にメラニン色素を発生させて、紫外線を防ぐ働きがあります。
したがって、紫外線を浴びるとメラニン色素が増えて肌の色が黒くなるというは、ごく自然な現象なんです。
ところが、紫外線を浴びた後、日にちが経っても肌の特定の部分だけが黒く「しみ」となって残ることがあります。
正常に肌がターンオーバーして白く戻るにしろ、紫外線を余分に浴びるのは肌のためには良くありません。なので紫外線ケアは若いときから行うべきということなんです。
黄体期には、通常の期間よりもしみの発生確率が高いことが知られています。
ピル(避妊薬)を飲むとしみが出来やすいとも言われます。これは、ピルが人工的に黄体期を作ることで、避妊効果を得ているからです。
ピルを服用されている方は、特にUVケアを心がけるといいでしょう。