雀卵斑

雀卵斑

雀卵斑

雀卵斑(じゃくらんはん)とは、雀(すずめ)の卵にある模様のような色素斑という意味から付けられた名前です。
これはいわゆる「そばかす」のことで、顔面にみられる小色素斑です。
色素斑の部分では皮膚の色素細胞が大型化し、メラニンが増加しています。紫外線が悪化の要因となるようです。
直径5mmまでの不規則な金平糖のような小色素斑が、眼瞼(まぶた)、鼻梁(びりょう)などの顔面の正中部の主として日光によくあたる部分に多数あらわれます。

 

 

雀卵斑は、幼少期から増え始め、思春期をピークに30歳以降になると徐々に消えていくというのが一般的です。
紫外線の強い春から夏にかけて悪化し、秋から冬にかけて目立たなくなる傾向にあるといわれており、直射日光の当たらない部位には生じません。 また遺伝傾向が強く、日本人よりも白人に多くみられるといわれています。
紫外線によって悪化しますので、サンスクリーン剤(日焼け止め)を使用する必要のがいいでしょう。
紫外線にあたらないように充分に注意し、外出時には帽子や日傘で紫外線を遮ることが重要です。
また食事でも、ビタミンCやビタミンEを多く含む食品を摂取するようにするのがいいでしょう。